アーティスト詳細

川久保博史

かわくぼひろし
個人 テノール

略歴・活動実績

宇都宮市出身。東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。名テノール歌手カルロ・ベルゴンツィに心酔し、氏の主宰するヴェルディ・アカデミーに学び、ディプロマを受く。ロータリー財団2550地区奨学生としてイタリア国立パルマ音楽院に留学。後に宇都宮市エスペール賞を受賞し、育成金を得て、また文化庁在外派遣特別派遣研修員として、ボローニャ、ピアチェンツァでイタリアオペラ作品の研鑽を重ねる。後にも定期的に短期渡航を繰り返し、ヴェルディ中期・後期作品のレパートリーを構築する。

声楽を名倉省三、鈴木寛一、磯貝静江、中島基晴、カルロ・ベルゴンツィ、オペラ・コーチングをエリオ・スカラヴェッラの諸氏に師事。

栃木県民オペラ主催オペラ「那須与一(初演)」で題名役デビュー後、「泣いた赤鬼(日生劇場版)」赤鬼役、栃木県総合文化センター開館10周年記念オペラ「日光(初演)」大島健二など邦人作品をはじめ、「リゴレット」マントヴァ公爵、「シモン・ボッカネグーラ」ガブリエレ、「運命の力」ドン・アルヴァーロ、「アイーダ」ラダメス、「ラ・ボエーム」ロドルフォ、「蝶々夫人」B.F.ピンカートン、「カルメン」ドン・ホセ、「道化師」カニオなどで主演。藤原歌劇団:プーランク「カルメル会修道女の対話」人民委員、「ルチア」アルトゥーロ、「ファルスタッフ」カイウス博士、日本オペラ協会:水野修孝「天守物語」小田原修理、石井歓「袈裟と盛遠」佐藤義行、三木稔「静と義経」伊勢三郎、池辺晋一郎「魅惑の彼女はデスゴッデス」やくざの鉄、などで出演。オーケストラ楽曲は宇都宮第九合唱団2009、栃木県楽友協会2011、栃木市音楽協議会2019、各地での「第九」、「レクイエム(ヴェルディ)」、小山市民合唱団2003「カルミナ・ブラーナ」のソリストを務める。宇都宮市エスペール賞受賞記念リサイタル(宇都宮市文化会館)をはじめ、4回の「川久保博史テノールリサイタル」を宇都宮市、埼玉県羽生市で開催。ジョイント・リサイタルをボローニャ、ミラノ、ヴァレーゼ、東京都各地、栃木県各地で出演。2005年より自らプロデュースする声楽家3人ユニット「OPERATIC CONCERT」を栃木県総合文化センター・リハーサル室にて13回開催し、県内外から親しまれる。

近年では新作日本歌曲の初演、2020年からは文化庁文化芸術活動継続のための継続支援事業、東京都「アートにエールを」、板橋区「いたばしアーティスト応援キャンペーン」に採択され、動画製作やライブ配信コンサートなど新分野での活動も盛んに行う。また板橋区「アーティスト応援キャンペーン2021助成」に採択され協賛を得て、中板橋の新築コンサートホール「マリーコンツェルト 」で、オペラ「トスカ」ハイライト・コンサート公演を企画制作・出演し、好評を得る。

また宇都宮市エスペール・プロポート事業で、宇都宮市文化課とタイアップし、重要文化財旧篠原邸アート・ディ、宇都宮市美術館ギャラリー×ホールコラボディ、市地域センター文化祭でのコンサートを制作・出演、またエスペール賞受賞者講師派遣事業で、「オペラ教室」授業を複数の宇都宮市立小学校で担当し、アウトリーチ活動を活発に行う。

また宇都宮市、板橋区にて、イタリアで培った歌唱法、オペラ演奏技術を後進へ指導し、育成に力を注ぐ。

今後、前橋市民オペラ:オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」トゥリッドゥ(前橋テルサ)、あしぎんマロニエ・コンサート2022年:第1回「川久保博史、田代直子、中山里紗コンサート」(栃木県庁)、作曲家グループ「蒼」:小菅泰雄作曲能歌劇「羅城門」源頼光役(旧奏楽堂)、日本オペラ協会:三木稔作曲「源氏物語」頭中条役(オーチャードホール)で出演予定。
第2回宇都宮市エスペール賞受賞。第15回日本声楽コンクール優勝、東京都知事賞受賞。第35回イタリア声楽コンコルソ、テノール特賞(Ramon Bartolomei賞)受賞。藤原歌劇団団員。日本オペラ協会会員。日本歌曲振興 波の会理事。立正大学講師。

活動拠点

宇都宮市

栃木県との関わり

栃木県宇都宮市出身

公式HP・SNS

◆Facebook
https://www.facebook.com/kawakubo0710/

関連リンク

◆Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCLSV3Yxi7SQ_oKmN3UcKPbg

最終更新日:2022/05/30

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