
アーティスト詳細
佐手麻珠
さてあさみ
略歴・活動実績
宇大附中、宇女高、東京音大、ロンジー音楽院(米マサチューセッツ州)大学院演奏課程修了。ピアノを齋藤洋子、近藤伸子、深沢亮子、佐藤俊、川上昌裕、ヴィクター・ローゼンバウム、ヴィクトル・トイフルマイヤー、ミハル・レゼック、ソルフェージュを久保田栄子、室内楽をロバート・マーフェルド、ウェイマン・チン、伴奏法をブライアン・モールの各氏に師事。プラハ、ウィーン、ボストンをはじめ国内外で研鑽を積む。大阪国際音楽コンクール入賞。04年飯塚毅育英会奨学生として渡米、ボストンにてリサイタル・デビューを飾る。
一方、在学中に自ら立ち上げた東京音大初となる学内ロビーコンサートシリーズは現在も継続されている他、シュトックハウゼンをテーマにプロデュースした公演がサントリーホールにて採用される等、プロデューサーとしての活動も早くより開始。06年ホットスプリングス音楽祭(米アーカンソー州)に全奨学金を得てアート・マネジメント・フェローとして参加。これまでに一流海外オーケストラやソリストによる公演やプロジェクトの制作を多数手掛ける。
16年にはFestival of Contemporary Music Modoars(マケドニア現代音楽祭)の招きにより北マケドニア共和国にてリサイタルを行い、現地の新聞やウェブ、ラジオにて大きく取り上げられた。以来毎年招かれ、両国の大使館等の支援のもと継続的な文化交流を図っている。2020年東京都芸術文化支援事業「アートにエールを」にて採用された東京とスコピエの友好を紹介する演奏動画は、約3,500作品の中で再生回数トップ15にランクインし、日本や北マケドニアはもとより、バルカン半島全体でも紹介され続けている。
とちぎ未来大使として故郷における未来の音楽家たちの育成にも注力し、「ピアノと朗読による0歳からのコンサート」や学校公演も好評。コンサートホールでの演奏のみならず医療施設や教育機関なども訪れ、近年ではワインエキスパートとSake Diplomaの資格を活かし、演奏とワインや日本酒をコラボレーションさせた公演やレクチャーが人気を集めるなど、クラシックをより身近なものとして届けるべくグローバルな活動を展開している。CDは「鏡花水月」「一期一会」。世界中に広がるネットワークとユニークな経験を活かした講演や、エッセイ・解説等の執筆も好評。
栃木県との関わり
栃木県宇都宮市出身
とちぎ未来大使
公式HP・SNS
◆Facebook
https://www.facebook.com/asami.sate
最終更新日:2022/09/30