アーティスト詳細

umi.doodle

うみ
個人 動植物画

略歴・活動実績

動植物画家。これまでに、国内の商業施設での展示販売会(例:「三人展 ~石ノ森章太郎、井上直久、umi.~」など)や、都内および地元での個展を通じて作品を発表。母親の影響で美術学科の高校に進学し、沖縄の伝統工芸「紅型染め」に感銘を受け、文星芸術大学で染織を専攻し修了。その後、動植物や少女をモチーフに、「天国へ向かう魂の解放図」を描く作風を確立。都内の美術展での入賞を機に、より自由な表現を追求し、アクリル絵の具をベースに友禅染めやネイルアートの技法を取り入れたミックスメディア作品を制作。「doodle(いたずら描き)」という独自のスタイルで注目を集める。
チャリティ活動の一環として始めたライブペイントでは、僧侶との魂入れの儀式を施した「梵字絵」が評価され、広く知られるようになった。また、家族の影響で難病支援活動にも力を入れており、希少難病「表皮水疱症」の認知向上のため、絵本の出版(2017年~)や関連イベントの企画運営を姉と共に継続中。日光市の如来寺での龍絵奉納やライブペイントなど、地域の文化振興活動にも積極的に参加し、子どもたちとの創作活動や「キッズゲルニカ」プロジェクトを通じ、情操教育にも注力している。
2022年には、故・宝田明からの依頼で映画『世の中にたえて桜のなかりせば』(主演:宝田明×岩本蓮加/乃木坂46)のコンセプトアートを担当。さらに、ミュージカルの美術構成にも携わり、2023年にはアート御朱印が『NHK』『女性自身』『徳川御朱印ガイド』(光文社メイツ出版)で紹介され、好評を博す。地元に本店を持つ足利銀行の若手芸術家支援プロジェクトの第一号としても作品が展示され、地域と深い絆を持ちながら活動を続けている。
<<今後の展望と制作活動>>私の作品は、アニミズム思想に根ざし、動植物をモチーフとしています。世界を構成する目に見えない存在に深い関心を抱き、それを最大限に表現しようと試みています。その探求の中で、仏教の「法要」と月の満ち欠けを組み合わせた「moon paint」シリーズ(2022年~)を発表。この作品は、ネパール大使の目に留まり、ネパール大使館主催行事でのライブペイントが実現しました。2025年はルンビニでのライブペイントも予定し、2024年9月には僧侶100人が念仏を唱える中、子ども達の平和を祈ったライブペイント作成制作を行い、完成させました。今後も、異文化交流を通じ、芸術が人々をつなぐ力を実感しながら、創作活動を広げていく予定です。
<<地域への貢献と文化芸術の振興>>地元・宇都宮で育った私にとって、地域の文化・芸術の発展に寄与することは重要な使命です。宇都宮駅前でのライブペイントや、宝木小学校でのアート体験などを通じ、子どもたちに創造力を育む機会を提供しています。特に宝木小での300号キャンバスを使った制作活動は、子どもたちに自由な発想を広げ、地域の文化発展に貢献しました。この活動は、宇都宮ケーブルテレビでも特集されるなど、多くの地域住民の支持を得ました。また、母校・文星芸術大学での展示や講演、アトリエでの活動を通じて、若手アーティストへの支援を継続的に行っています。今後も宇都宮出身の画家として、地域に根ざし、文化芸術の発展に貢献しながら、制作活動に邁進してまいります。

栃木県との関わり

栃木県在住
栃木県「文化と知」の創造拠点整備構想策定検討委員
栃木県美術館評議員

関連リンク

◆YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@umi.doodle/featured

最終更新日:2024/10/08

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